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車塚古墳 (くるまづかこふん)は、栃木県下都賀郡壬生町壬生甲にある円墳。同名の古墳が各地にあるため、壬生車塚古墳と呼ばれることもある。大正15年(1926年)国の史跡に指定された。全国最大級の円墳である〔読売新聞2014年9月6日掲載。〕。 == 概要 == 黒川左岸段丘端部に所在し、すぐ西側には牛塚古墳が、南側やや離れたところには愛宕塚古墳(共に国の史跡)がある。 墳丘は3段築成で、墳丘1段目(基壇)の幅が広い(約17m〔大塚初重・小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年9月、210頁〕)ことが本古墳の特徴である。墳丘の周りは2重の掘と周堤で囲まれている。直径82m(掘を入れると135m)、高さ11mを測る大円墳である〔現地説明版〕。葺石はあるが埴輪は無い。 主体部は凝灰岩の切石を積み上げた大型横穴式石室で、南側に開口する。江戸時代までには開口していたらしい。玄室は長さ3m、幅2.8m、高さ2.3mで、幅1.35mの玄門が開いている〔。玄室の奥壁・側壁・天井とも各壁一枚石で造り出されている。 副葬品の出土がないため築造時期を知る明確な手がかりがないが、石室の構築方法・規模などから、7世紀前半代に位置付けられている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「車塚古墳 (壬生町)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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